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現場で働くメリットと向いている人の傾向

看護師が内視鏡室で働く場合、次のようなメリットがあります。

1つめは、日勤のみであることが多いということです。内視鏡室のほとんどは夜勤がなく日曜や祝日も休みで、しかも予約制であることから急な残業になることもあまりありません。そのため、仕事と生活のバランス(ワークライフバランス)を取りやすく、子育て中など夜勤が難しい人にとっては、働きやすい職場になります。

2つめは、内視鏡に関する専門的な知識や技術を身につけられるということです。実際、病棟のような一般的な看護師の業務では習得できない知識や技術を得ることができます。また、日本消化器内視鏡学会認定の専門医が従事する施設の内視鏡室で2年以上働き、定められた医学講習や学会へ出席し、専門医から証明や推薦をもらうことにより、「消化器内視鏡技師」の資格試験を受けることも可能です。

3つめは、最先端の医療に携われることです。内視鏡室は常に技術の進歩による刷新が行われ、最先端の医療技術が用いられる現場です。そこで働くことによって、先進的な医療に携わり、やりがいを感じながら働けるというのは魅力だと言えます。

その他、内視鏡看護師に向いている人の傾向として、「決められた仕事を手際よくこなしていくのが好き」「チームで連携を取って働くのが好き」「機器の操作や管理の方法を覚えるのが得意」といった点が挙げられます。これらに当てはまる方は、ぜひ内視鏡看護師として活躍してみてはいかがでしょうか。